テグリ好きのためのサイト
since 2009
メールはこちらへ
|
テグリと暮らす
繁殖を目的とした場合の個体の選び方など。
べ、別にそんなこと考えてなんかないんだからね!というツンデレな方は
どうぞ好きなのを選んでください。
●テグリを選ぶ●
ショップに行きましょう。
通販だと、好きなコを選べません。
希少種は選択の余地がない場合が多いので、
マメにショップやサイトをチェックしてペアを揃えましょう。
まず提案なんですが、ウチの例を参考にするならば
”小さめ(3〜4cm)のメス1匹”から始めるのが良いと思います。
メスの特徴を覚えましたか?背ビレのいちばん前が伸びてないものですよ。
未成熟のオスは背ビレをたたんでいると見分けにくいので、しっかり観察しましょう。
第1棘が第2背ビレに重なっているのがオスです。
●間違っても、オスの複数購入はやめましょう。●
狭い水槽にオスが何匹も入っていると、大ゲンカになって大変です。
大型の水槽(90水槽以上)をお持ちの方は、オス・メスなどあまり気にしなくても
ケンカのときに逃げ場所を確保できるので大丈夫だと思います。(経験者はご報告お願いします)
●販売水槽に何匹かテグリが入っていて、選択の余地がある場合。●
ガリガリに痩せているものは買うのをやめましょう。
リンフォシステス(体表に白いモヤモヤがある病気)でないか確認しましょう。
じっとしていることが多いですが、それは病気ではありません。
水槽の前面に出てくる、人間に対して抵抗のないものがいいです。
臆病すぎると餌付けに苦労します。
店員さんによるかもしれませんが、
その場でペレットを入れて食いつきを見せてもらえることもあるようです。
親切ですね。
あと、入荷してからどれくらい経過しているのか、餌は何を与えたのか
を聞くぐらいはしましょう。
入荷して数日しか経っていない場合、輸送ストレスからの回復に時間がかかると思います。
質問しても明確に答えられない店からは買わないようにしましょう。
●選択の余地がない場合●
・・・買うのをやめるか、がんばって俺色に染めましょう。
|
●水合わせ●
常識的なやり方で問題ないです。
熱帯性の魚なので、水温30度くらいまではたぶん大丈夫。
とはいっても、急激な温度差は当然避けましょう。
普段は水温25〜28度で抑えましょう。
日本近海のものや深いところで暮らすものは
もっと水温を低く保たないと調子を崩してしまうみたいです。
|
●暮らす●
●餌は朝夕2回、少しずつ●
夜は眠ってしまうので、明るいうちに給餌しましょう。
テグリに限らず、魚は水質悪化に抵抗力があるので、
元気だな〜と思っていてもいつの間にか
大量に硝酸塩(NO3)が蓄積していることがあります。
突然死の原因や産卵・抱卵の妨げになりますので、
清浄な水質を心がけましょう。
餌の食いも悪くなります。
月に1回でもいいので、テスターで水質を計測しましょう。
何度水換えしても硝酸塩が下がらない場合がありますが、
そういう場合は根本的にシステムを見直しましょう。
不安でもあまりいじらずに、一度システムを組んだら
1ヶ月は様子を見ましょう。
そこそこの硝酸塩なら平気で暮らします。
●ケンカ●
メス複数・オス1で飼育しているとき
メス同士のケンカが絶えない場合、オスと多少仲良しなメスを残して
別水槽に移したほうが得策かもしれません。
餌が行き渡っていれば、移動や隔離はせずに様子を見ましょう。
弱いコには、ピンセットやスポイトで直接給餌してください。
|
毎日の観察は欠かさずに。
テグリをあなたの技術で太らせて、
健康に長生きさせてくださいね。
NEXT
「テグリの好み」へ
|